竹末東京~至高の淡麗醤油ラーメン
栃木県は喜連川で生まれた「竹末」さんが東京進出を果たしたのは、今年のゴールデンウィークのことでした。
チェーン展開をしている店ではありますが、非常に評価が高いので、前から行こうと思っていたのですがなかなか機会がなく…
ようやく本日行ってまいりました。
レッドカーペットが入り口には敷かれ、白と黒を基調とした店内はかなりお洒落な空間です。
もちろん清潔感いっぱいです。
席はカウンター8席のみで、入店したときは満席でした。(午後2時過ぎ)
カウンター内で仕事をしている店主さん…噂通りです。
EIKICHI YAZAWA
白地に金の刺繍が入った作業着に坊主頭でこわもてです。
もちろん流れる音楽も「YAZAWA」…
しばらくして着席すると、向こうの席のラーメンが用意されています。
そうです。
このお店は、客の目の前でラーメンを仕上げていくのです。
お皿が置かれ、暖められた丼が置かれ、タレを入れ、スープを入れ、麺を入れ、トッピングを置き…
その際に丁寧な説明もあります。
いわばキッチンがその店主さんの「ステージ」で、ラーメンを仕上げて行くのが「ライブ」なんですよ。
こわもてですが優しい店主さんでした。
さあ、私の番になりました。
スープは醤油ベースのタレに鶏がらベースのスープで構成されています(ただスープには昆布は使われていると思われます)。
麺は細麺ストレートですが、ややくすんでいるので全粒粉入りでしょうか。
チャーシューは3種類。豚肩ロースと豚バラ、牛ロースのローストビーフ。
その上に3種類のネギ(青ネギ、白ネギ、玉ねぎ)が乗ります。
さあスープから行ってみよう!
うまい、旨すぎです!
鶏のスープを鶏臭くなく丁寧に仕上げています。それと醤油ベースのタレは完璧に合っています。
突出したものがなく、まろやかでしっかりコクのあるスープに、玉ねぎの甘みがほんのり効いています。
麺は小麦の香りがしっかりする麺ですね、大好きです。
スープの乗りも最高。
はっきり言って「磯野」以来かもしれません。これだけの淡麗系醤油ラーメンは。
ただ、レベルが高いので、それなりの指摘をすると、あのローストビーフは不要でしょう。
単体で食べるとものすごく美味しいのですが、このラーメンにいい影響を与えるとは思えません。
肩ロースのチャーシューは素晴らしいです。塊に近いかたちですが、ものすごく柔らかくで味が染みていて、なおかつこのラーメンに合っています。
800円という価格設定は高いのかもしれませんが、麺量もそこそこ多く、このお味であれば十分でしょう。
ローストビーフをやめて、その分値下げしてくれないかなt(笑)
近々、塩ラーメンを食べに再訪してみますね。
本当においしかったですよ。
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