ほんの小さな出来事
先日、浅草に寄ったついでに「並木藪蕎麦」さんにお邪魔した時のことです。
時間も14時過ぎで、お店はすいていたのですが、小上がりには若い外国人の集団が…
よく見ると、若いアメリカ人と思しき集団でしたが、わいわいすることもなく、かといってすましているのでもなく、自然体でお蕎麦が来るのを待っているようでした。
しかも、何人がいる女性陣はしっかり正座!
どれだけ持つのか、と見ているとひとりが脱落しただけで、あとは最後まで正座してました。
それからお箸を美しく持って、お蕎麦を啜っていました。
そのあまりの行儀のよさに、ちょっと嬉しくも微笑ましくもありましたね。
その集団には一人だけ日本人がいて、いろいろ説明していたようでしたが、みんな熱心に聞き入っていました。
肌の色が違っても、言葉が違っても、宗教が違っても
相手を、相手の国を、相手の文化をリスペクトして、こうして一つになれる…
ほんの小さな出来事でしたが、あまりに悲しい出来事があったから、より鮮明に思い出しました。
ちなみに、その後お店にはやはりアメリカ人と思しき男性二人連れが入店。
蕎麦前のお酒を楽しんでました。お箸もうつくしく使ってましたよ。
ただ、藪蕎麦の店内の過半数が外国人って(笑)
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