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グルメ~和食

子亀

昨日は「陸王」絡みで行田に行ってきたのですが、車だったので加須IC経由となりました。
せっかくなので、昼食では有名な「加須うどん」をいただくことにしました。
なかなか行けない場所なので、どうせなら老舗を訪ねてみようと、「子亀」さんにお邪魔しました。
こちらのお店は、皇太子時代の陛下も訪れた名店です。
(今何かと話題の白鵬の写真と手形もありました)
到着したのは、昼時とはいえちょっと遅めの時間帯。にもかかわらず駐車場はほぼ満車。
店内も9割がた埋まっています。
鴨好きな私は、鴨南場うどんを注文しました。
周りのお客さんは、鍋焼きうどんと釜揚げうどんが多かったようです。
そして着丼。
出汁を一啜りしてましたが・・・?これって濃くないか・・・
そして麺・・・?

そもそも加須うどんとは、生地の熟成に時間をかけて生まれたコシに特長があるはずですが、ここのうどんは、
①麺の太さがまちまち
②太い部分は普通の硬さだが、細い部分は明らかに茹で過ぎて柔らかすぎ
③麺といえない「生地の切れっぱし」まで入っていた
恐らくこの麺は「手打ち」なのでしょう。
しかしながら、麺切りも素人以下の麺を恥ずかしげもなく出す神経が理解不能です。
しかも全体的に茹で過ぎで、太い部分ですらコシを感じないほどでした。
恐らく昼時は忙しいために見込みで麺を茹で、その残った部分を出してきたのかもしれません。
いずれにしてもこんな麺は久しぶりです。
今は小型の製麺機にいいものがどんどん出てきています。
「自家製麺」で機械切りの方が安定していいものが作れる時代です。
「手打ち=いいもの」という時代錯誤からして間違っていると思います。
ちなみに合鴨とネギは値段相応のものですが、濃いと感じた出汁が、食べ進むにつれて凄い濃さになっていきました。丼の下の方に濃い成分が沈殿していたのでしょうか?
食べ終わる頃は、出汁を切って麺を食べる事態に・・・

以前新宿でひどいうどんを食べて以来です。
前回は店名を出しませんでしたが、今回出すのは・・・
①加須市はうどんで町おこしをしている。
②この店は「陛下が来られた」ことを売りにしている。
であるにもかかわらず、売り物になりようもないものを平気で出したことはいかがなものか、という理由です。

本当に残念でした。
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一の酉

今日はいい天気でしたね。
11月6日は一の酉。
ということで浅草に行ってまいりました。
早い時間だったので、まずはお墓参りを済ませ、一路鷲神社に向かいました。
人出はまだまだでしたが、さすがに参道前には行列ができていました。
平日、しかも日中ですがさすがに酉の市ですね。
お参りして熊手を買うと、お腹が空いてきました。
あてにしていた千束いせやは準備中・・・
言問通り近くに新し気な店があったので、入ってみることにしました。
お店の名誉のために店名は伏せますが、開店して一か月の新店、それも天ぷら屋さんだそうです。
夜のメニューを見ると確かに各種天ぷらコースがある模様ですが、今日は時間的にランチタイムです。ランチのかき揚げ天丼(950円)を注文しました。
まず水とおしぼりがなかなか出てこないところで気が付くべきでした。
そして、家でもできるような漬物が出てきて・・・
主役の丼が登場。
丼自体が百均で買えるような安物・・・そしてかき揚げ・・・
結論を言いますね。
これまでの人生でここまでひどいかき揚げを食べたことがありません。
あれは天ぷらではなくお好み焼きですね。
ご飯もいつ炊いたのかわからない代物で、味噌汁はインスタントっぽい・・・
最悪です。
ここの店主は銀座の名店(名は伏せます)で8年修業したとのことですが、微塵も感じられませんでした。
恐らく客が全く来ないため、天ぷらバッターもご飯も作ってから時間が経ってしまったのでしょうが、それを客に出す神経もわかりかねますね。
本当に二度としたくない、いい経験をさせてもらいました。
いつまで持つのかだけが注目です。
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銀座 梅林

今日は都内中心部の寺社巡りに行ってきました。
増上寺に始まって愛宕神社、そして日枝神社…
予定では日枝神社のそばにある「黒澤」さんでお昼をいただくつもりでしたが、ぎりぎりでタイムアップ…
そこで銀座まで出て「よし田」さんでお蕎麦と思ったのですが、なんとお店があったところは工事中。
「よし田」さんは六丁目に移転したとのこと。
ということで、昔は常連状態だった「梅林」さんに久しぶりにお邪魔しました。
昔と違い、量は食べられなくなってきているので、今日は「カツライス」を注文。
創業90年を迎える「梅林」さんは、まさに昭和のとんかつ屋さんです。
店内は相変わらずですし、出てくるとんかつも変わりませんね。
サクサクの食感。ジューシーなお肉。それを特製ソースでいただく。久しぶりに堪能しました。
確かにこれ以上のとんかつもあるでしょうが、銀座の真ん中でこれだけのとんかつを1,000円でいただけるのは凄いと思います。
銀座に来る機会は減ってしまいましたが、このお店にはいずれまた足を向けることになると思います。
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※写真を撮り忘れたので…

天丼 金子半之助

今日は日本橋にお出かけしました。
いつもは決まったお店で天丼をいただくことになっているのですが、たまには違う店でと思い、食べログで検索。
行列が常にあるという人気店「天丼 金子半之助」にお邪魔することにしました。
行列があるといっても、時間を外せばそんなでもないだろう…甘かった!甘すぎました!
14時過ぎでも40人前後の行列が…
仕方がありません。待ちましょう。
待つこと1時間。ようやく入店できました。
一階はカウンター席数席、2階はテーブル席といった感じで、一度に入れるのは30名弱ですね。
卓上にはガリごぼうといぶりがっこが入ったつぼが並んでいます。食べ放題ですね。
味は…特においしいわけではありませんね。
そしてお待ちかねの天丼はすぐにやってきました。
とにかく見た目がすごいです。
穴子の一本揚げは迫力あります。
このインパクトで多くの人は「コスパ凄い」ということになるのでしょう。
小ぶりの海老二本、インゲン、イカのかき揚げ、海苔、玉子、そして穴子。
それになみなみのどんぶり飯ですから、食べきれるかどうか危惧したのですが、何とこれまで見たことのない上げ底丼なんですよ。シークレットブーツかいっ!
さて肝心の天ぷらんなんですが、食べ進めるとどんどん無言になっていきました。
確か食べログには絶賛のコメントばかりだったのに…
どう見ても油は古い(交換していない)。
バッターは作ってから時間が経っている。
だから海苔以外サクッと上がらず、コンビニの天重のようになっています。
そして極めつけは天つゆ。
物凄く濃い。濃いだけではなく、舌に何か残るんですね。化調を使っているのでしょうか。結局帰宅するまで残っていました。
食べ終わって嫌なことを思い出しました。
浅草の銘店と言われる「大○屋」さんにお邪魔した時のことです。
さんざん行列でも店内でもまたされた挙句、真っ黒い天丼で胸やけに苦しみました。
今日も見事に胸焼けしました。
店のまで胡麻油の香りがした時に、ちょっとよぎったんだよなあ…
胡麻油は良いのですが劣化しやすく、扱いは大変なんですよ。
確かに見た目のインパクトは凄いです。
ボリュームの点で950円という価格は「コスパいい」と感じる人もいるのでしょう。
しかしこれは「絶品天丼」ではありません。
穴子の乗った「てんや」の天丼です。いや油のことを考えれば「てんや」の方が上だと思います。
考えてみれば、行列している方々の大部分は観光客と外国人。
少なくともこれが「江戸前天丼」と信じないことを祈ります。
最後に
「天松」さん、ごめんなさい!もう絶対浮気はいたしません!
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いづもや日本橋三越店

今日は母のお供で日本橋の三越まで出かけました。
平日というのに駐車場は満車状態…少々待たされましたが、15分ほどで入ることができました。
そして買い物を済ませると微妙な時間。
「早めだけど夕飯を食べていこうか」
どうやら母の狙いは買い物よりもこちらのほうかも(笑)
お目当ては鰻。
日本橋では老舗に入る「いづもや」さんの出店が三越の地下にあります。
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イートインというには結構立派な店内です。
※ちなみにお隣は天ぷら「山の上」です!
注文はうな重(竹)。
やはり鰻には抗しきれない魅力がありますが、まずはその香りです。
お重の蓋を取った瞬間の香り…
思わず「ああ」と声が漏れてしまいます。
タレは下町風とは違い、やや上品で塩分が勝っているタイプです。それが非常に丁寧に蒸して焼き上げた鰻にはぴったりです。
中途半端な時間で、しかもあまりお腹がすいていなかったにも関わらず、あっという間に完食。
美味しいですね。
いい鰻にいい仕事。
老舗の味には裏切られることはありませんね。
最高でした。
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丸五~ミシュラン掲載店その3

前回、食べログではラストオーダー14時半と書かれていたのに、実際には14時だったために入れなかったとんかつの名店「丸五」。(しかもその後悲劇が…)
今日は万全を期して13時半に伺いました。
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天気もいいので結構待つかな、と思いましたが待っていたのは2名…ラッキーです!
待ち時間は10分程度でしょうか。今日は寒くなかったのでそれほど辛くはありませんでした。
入ると正面には「喝」の額が…洒落がきいてます。
注文はもちろんロースカツ定食です。
狭い店内ですが掃除が行き届き、男性ばかりの店員はきびきび動いて気持ちがいいですね。
待つことしばし…
出てきました。
鰹の出汁がききすぎた赤だしをひと啜り。
キャベツの千切りはドレッシングでいただいて、さあとんかつに取り掛かりましょう!
サクサクの衣に柔らかい肉、さらには甘くとろける脂身…
やはり最高です!
とにかく豚肉は脂身と肉のバランスが命ですが、ここのとんかつは最高のバランスのロース肉を使用しています。
それに揚げ方も素晴らしい。
前回来た時にも指摘しましたが、問題点は味噌汁ととんかつの下に敷かれた紙だけです。
ご飯も美味しいですし、ミシュランに掲載されるのも肯けます。
味もボリュームも満足満足。
やはり、こういう美味しいものをいただくとハッピーになりますね。
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まぐろ亭

今日は家電を見に秋葉原へ行ってきました。
そのついでに、とんかつではかなりの有名店である「丸五」さんにお邪魔しようと行ってみたら…
何と営業時間が一時間前倒しになっていました(涙)
そこで、近くにあり、テレビで何度も紹介された「まぐろ亭」さんに向かうことにしました。
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カウンターと小さなテーブル席が二つという狭めの店内には宇多田ヒカルが流れていて、とても丼もの中心の店とは思えない雰囲気です。
ここのウリは何といっても丼からはみ出る大きなマグロ!
そこで、赤身、中トロ、大トロの三種類が同時に食べられる「三色丼」を注文したのですが、赤身が売り切れで二色になってしまうとのこと。
それでもいいですよ、と言って待つことしばし。いやかなりの時間が経過。
カウンター内では店長と思しき人が、恐らくはまぐろを切っているのでしょう。
正直言って、この手の丼物は切って載せるだけでしょう?なのにどうしてこれだけの時間がかかるのでしょうか?
ここら辺から雲行きが怪しくなってきました。
お茶もおしぼりも言わなきゃ出てこないし、お茶は客の前でこれ見よがしにティーバックだし…
しかもカウンター上には解凍中と思われるマグロがずらり…
店内は暖房でかなり温度が高いのですが大丈夫なんでしょうか?解凍は通常流水解凍では?
そう考えていると…出てきました。
確かに丼から溢れています。ただ…一種類のような気がしますが…
その時店員さんから信じられない一言が…
「大トロも切れていたんで中トロ丼になりますが…」
はあ?
目の前で店長がマグロを切って盛り付けていましたよね?
その長い長い時間の中で、そんなことは一言も言わなかったじゃないか!
商品を出す時点で言うことですか!
激怒するのも大人げないし、美味しければ忘れられることでもあるので、とりあえず中トロ丼をいただくことにしました。
これから更なる試練が待ち構えてるとは知らずに…

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まず味噌汁ですが、具なしでもちろんインスタントでしょうが、美味しくないです。
次に丼ですが、見た目から中トロとは遠いものです。
筋が多く、なおかつ水っぽいです(解凍のやり方に問題があるのでしょう)。
次にご飯ですが、酢飯ではありません。
アツアツのご飯の上に薄く広がったお刺身ですから、急いで食べないと中途半端に加熱されて、とんでもない代物(生臭!)になります。といって美味しいお米ではありません。
テレビや雑誌で行っているような大盛り感も当然ありませんし、もしあったとしてもこのような代物を大量に食べる自信はありません。
正直言いますが、ここで食べてはいけません。
食べた後、コーヒーをがぶ飲みするまで生臭感が口から離れませんでしたから。
幸せなことに「まずいもの」をしばらく食べていなかったので衝撃でした。
今度は一時間早く行って「丸五」で並ぼうと固く誓ったのでした。


鶏よし~浅草の焼き鳥

鶏よしという屋号の店は東京中にたくさんあります。
特になかなかお邪魔できない谷中の鶏よしも名店です。
今回は恒例の忘年会の会場として、浅草は雷門通沿いにある鶏よしさんにお邪魔しました。
実はこのお店には、開店当初から何度も行っています。
焼き鳥はもちろん、鶏鍋、鶏すき、水炊きといった鍋物も美味しいのです。
今回は鶏鍋のコースです。
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お通し、焼き物、鍋、そして雑炊にデザートというコースですが、本当に満足できました。
名物の鶏団子(つくね)を追加しましたが、味もボリュームも十分堪能できました。
参加者のお酒もどんどん進み、楽しい忘年会となったのは幸いです。
※結局二次会場でオールとなってしまいました(汗)

今年も一年間、拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様よいお年をお迎えください。

串の坊

昨日は新宿で打ち合わせ。
駐車場の関係で、伊勢丹会館でランチをしなければなりません。
ただ、前回は天ぷらで、その前は瀬戸内料理…
ということで、今回は串揚げの「串の坊」さんにお邪魔しました。
串揚げというと、どちらかといえば夜お酒を飲みながら…というイメージだったのですが、結構ごはんにも合うし、ボリュームもありますね。
このお店の串揚げは、飲み屋さんの串揚げとちょっと違って、衣は軽く素材を食べさせる天ぷら屋さんのような感じです。
8本セットで1000円とリーズナブルなのもいいですね。
今度来るときは、お酒に合うかどうかも試してみたいと思います。
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色川~最後の江戸っ子逝く

他人の文章でその死を知るなんて、ちょっと間が抜けているが、色川さんがなくなっていたと知ったのは、ついさっきのことでした。
良いも悪いも、まさに江戸っ子。
毒舌ながら、他人を思いやる色川さんのべらんめえがもう聞けないかと思うと…本当に残念です。
聞くところによれば、亡くなる前日までいつものように団扇をパタパタさせて仕事をしていたとのこと。
江戸っ子らしく、散り際もパッとしていたようです。
鰻の味がどうとか、そんなことよりも浅草を愛した最後の江戸っ子の死を心から悼みます。
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